モントリオールスタッフ日本語レッスン4回目
Allo! Ici, Koji de CyberConnect2 Montreal Studio!
アロー! CC2モントリオールスタジオのヤマノウチです!
今日はうちのスタッフへ行っている日本語レッスンの日でした。
今回のテーマは「ものの数え方」!
彼らと話していて改めて実感しましたが、日本語ってものに応じて数え方が変わるのでけっこうやっかいですね。
人間は1人(ひとり)、2人(ふたり)。
猫は1匹(いっぴき)、2匹(にひき)。
馬は1頭(いっとう)、2頭(にとう)。
紙は1枚(いちまい)、2枚(にまい)。
ペンは1本(いっぽん)、2本(にほん)。
これをどうやって区別するのか、彼らにはなかなかピンとこないようす。
ヤマノウチ「キャベツは“1個”って言えるけど、その葉をひとつちぎったらそれは“1枚”と数えるよ。」
スタッフ「・・・・・なんで?!」
というリアクション。私も知りたい。
ヤマノウチ「たとえば木の板とかも、薄いものは“枚”でいけるよ」
スタッフ「何センチぐらいまで?」
ヤマノウチ「え~?(センチじゃないんだよなぁ・・・)」
こりゃ教えるのも理解するのも難しいなぁ。
このレッスンはそこまで厳密なものではなく、まずは日本語に興味を持ってもらうところからスタートしています。(私が即席の先生というのもあるが)
なので、「ペラペラ、ヒラヒラしてるものは“枚”と言っておけば大体OK」と、とりあえず感覚だけ伝えることに。
ヤマノウチ「細長いのは1本(いっぽん)、2本(にほん)だよー」
スタッフ「おお! ニホン!! ジャパン!」
ヤマノウチ「そうそう! ・・・っておい!!」
教えながら疑問が出たのが、「ゲーム作品の数え方」。
映画のDVDとかもそうですが、「○本」って数えますよね。(100万本突破!とか)
スタッフ「細長くないのに、なぜ・・・?」となり。
いろいろ議論しあった結果、映画のフィルムは細長い、だから「○本」だ!
その流れからビデオテープも、DVDも、ゲームも「○本」と数えるに違いない!
ということになりました。
本当にそうなのかはわかりませんが、本人たちは納得していました。
めでたしめでたし。
最後は雑談。
今回は、資料に使っているイラストが話題に。
スタッフ「この可愛いイラストは毎回描いてるの?」
(描いてません!)
↑フリー素材の「いらすとや」さんから使わせてもらってます。
「いらすとや」さんのサイトを見せながら、これが基本的に無料で使えるだよー、と伝えると。
スタッフ「こんなにかわいいイラストが無料?! クレイジーだ!」
とのこと。
私もそう思う。
ありがとう「いらすとや」さん、ありがとうインターネッツ。
次のレッスンは、「職場でつかえるフレーズ」の予定。
現場からは以上です。A la prochaine !
ヤマノウチ