NAD学生作品発表会へ!
Allo! Ici, Koji de CyberConnect2 Montreal Studio!
アロー! CC2モントリオールスタジオのヤマノウチです!
モントリオールのゲーム/映像系大学であるNADセンターさんの学生発表会に参加してきました。
会場は、昨年同様にParc通りにある劇場「Rialto Theatre」で、300名ほどの業界関係者が集まっていました。
会場は、ゲーム学科と映像学科の2つのフロアに別れていました。
ゲームフロアには、学生作品がたくさん設置されており、誰でも気軽に遊べるようになっていました。
昨年はプレゼンテーションを見ているだけのスタイルでしたが、今年はもっと身近に学生さんと話ができるように変更されたそうです。
それにしても、モントリオールの特徴なのか、業界関係者も学生さんも関係なく、みんなお酒を飲みながらカジュアルに話していくのがおもしろいです。
学生さんがお酒のグラスを片手にゲームを説明してくれるのは、日本ではなかなか見ないスタイル。クリエイターと企業とが、対等な感じなのはいいですね。
どの作品も8~12名程度のチームで、8週間(プリプロ2週間、本開発6週間)で作られたとのこと。ゲームエンジンはどれもUnreal Engine 4を使っていました。
DCCツールとしては、3ds Maxを使っている学生さんが多かったです。やはり、モントリオールではUbisoftさんなど大手が3ds Maxを使用している影響があるのでしょう。Zbrush, Substanceも同じく使われていました。
↑VR作品も3つ程展示されていた。
NADでは、アーティスト、ゲームデザイナー向けのカリキュラムはありますが、プログラムの授業がありません。ですので、このような作品制作の際には提携校であるUQAC (Universite du Quebec a Chicoutimi)と連携して制作されるそうです。
昨年は、プレゼンテーションがすべてフランス語だったため、ほとんど理解できませんでしたが、今回は学生さんも英語で説明してくれたお陰で、いろいろ話すことができました。
これまでにも何度もNADには足を運び、セミナーなども開催してきたことで、だんだんとサイバーコネクトツーのことを知ってくれているかたが増えたように思います。
今回の会場でも「こんにちは」と日本語で話しかけられたり、「サイバーコネクトツーさんですよね?」と学生さんのほうから声をかけてくれました。
たくさん名刺も配ってきましたので、彼らの応募があることを期待したいと思います。
ということで、サイバーコネクトツーでは新卒(ジュニア)を中心に、全てのポジションのゲームクリエイターを募集しております! ぜひご応募ください!
現場からは以上です。A la prochaine !
ヤマノウチ