サイバーコネクトツー モントリオールブログ

モントリオールスタジオのマネージャー日記

海外で暮らすと「常識」の輪郭が崩れる

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どうも、モントリオールのヤマノウチです。

 

夏が近づき、モントリオールでも30℃近い気温が続いています。

 

窓の外をのぞくと、ベンチで日光浴している人たちが見えました。平日の昼間、彼・彼女たちはとても気持ちよさそうに見えます。

 

ふと、「日本であんな感じで寝転がっていたら変な目で見られるだろうなぁ」と、考えがよぎりました。

  

モントリオールに来たばかりのころ…

 

  • スーパーの店員さんがスマホを触りながら接客している
  • バスの運転手さんが自分の好きな音楽を車内に流している
  • ドクター、看護師さん、保育士さんが派手なアクセサリーや香水を付けている
  • 地下鉄の中で電話している
  • 電源があるところに座りこんでスマホを充電したりノートPCで仕事している
  • イスの上に土足で立つ
  • スーパーで買う前に味見する
  • 雨の中でも傘を差さずにずぶ濡れで歩く

 

といった姿を目の当たりにして、カルチャーショックを受けていましたが、1年8ヶ月暮らしてみるとさすがに慣れてきたのか、「まぁ、そんなひともいるよね」と思えるようになりました。

 

日本から来た私から見ると常識を外れた光景ではあるのですが、モントリオールの人からすると当たり前の事なわけです。ここでは、私の方が外国人です。

 

私のなかの「常識」の輪郭がぼやけて崩れました。

 

モントリオールで暮らして思うのは、こちらの人々は「個人を尊重している」ように感じるということ。隣の人がベンチで寝転んでいようが、上半身裸でジョギングしていようが、あまり気にしていない様子です。

 

モントリオールはとりわけ、カナダの中でも移民が多く、さまざまな人種、民族、国籍、宗教が混ざり合っているように感じます。当然、考え方もポリシーも信条も人それぞれ違うのでしょう。「常識」がどこにあるのかも、曖昧に感じます。

 

「わたしはわたし、あなたはあなた」なわけです。言い換えると「あなたがあなたであることを尊重する」というスタンス。日本から来た私からすると、少々ドライな感じもするのですが、気楽さも感じます。

 

うちのスタジオも人が増えるにつれて、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まってきました。スペイン、ブラジル、フランス、アメリカなど生まれ育ちも、モントリオールに来た理由や時期もバラバラです(勝手に多様的になった!)。

 

そんな彼ら彼女らと接するときに、ときどき意見が食い違うこともありますが、そういうときは「まあ、わたしと違う“常識”の人もいるよね」と思うようにしています。

 

海外で暮らすと「常識」の輪郭が崩れる。という話でした。

 

(つまり「わたしもベンチで寝転びたい!」ということ)

 

現場からは以上です。A la prochaine !

ヤマノウチ