サイバーコネクトツー モントリオールブログ

モントリオールスタジオのマネージャー日記

東京に続き、『第4回 日本・カナダ ゲームサミット in 福岡』に登壇しました!

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ボンジュール! サイバーコネクトツーモントリオールスタジオのヤマノウチです!

 

先日、11/29に行われた『第4回 日本・カナダ ゲームサミット in 東京』に引き続き、in福岡が12/2に開催され、サイバーコネクトツーが登壇しましたー!

 

 

 ↓前回(東京)のレポートはこちら

cc2-montreal.hatenablog.com

 

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↑in東京に比べアットホームな雰囲気

 

冒頭、基調講演としてジャーナリストのディーン・タカハシ氏による『フラット化するゲームワールド』

 

カナダ大使館による、カナダのゲーム産業、カナダ企業のご紹介。

 

そして、最後にサイバーコネクトツーによるゲストディスカッションが『ゲーム事業のグローバリゼーション化』と題して行われました。モデレーターは、引き続きディーン・タカハシ氏。

 

そして、このタイミングで、わたくしヤマノウチもモントリオールから中継で参加!(スクリーンに映され、若干はずかしい)

 

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↑カナダ時間、午前3時ということで、少々眠い目を擦りながらの参戦!このときばかりは、時差がうらめしい。

 

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ディーン氏からの問いに対し、CC2松山からは下記のようなコメントがあった。

 

「なぜモントリオールにスタジオを作ろうと思ったのか?」

税制優遇や政府の支援などもあるが、大きな理由としては「クリエイターが集まっている」ことがある。聞いた話によると、現在10000~12000人の人材がモントリオールに集積している。福岡のクリエイターがおよそ1500人であることを考えると、10倍近い。それだけ、注目が集まる街でもある。

私自身、モントリオール に行き直接確認したが、現地の多くのクリエイターが子供のころに遊んだ日本のゲームに感銘を受け、ゲーム業界を目指している。そんな彼らが、いま日本のゲームを作っているかというと、そうじゃない。我々がモントリオールにスタジオをつくることで、彼らのやりたいことが実現できるかもしれない。

 

「モントリオールではどのようなものづくりをするのか?」

「郷に入っては郷に従え」と考えるかもしれないが、我々は逆。モントリオールでも、変わらず日本人ならではのクリエイティブを追求していく。もちろん、現地の文化や意見は取り入れていくが、すべての決定は私がやる。映画でもそうだが、監督の考えが全て。トップが明確な意思をもって引っぱっていかなければ、みなが驚くような圧倒的なクリエイティブは生み出せない。それは日本に限らず、世界でもいっしょ。日本のクリエイティブに高い関心がある方と、一緒に開発していきたい。

 

「会社の規模がどんどん大きくなっているが、今後の考えは?」

人を増やすことが目的ではない、それを目的にしたことは一度もない。我々の唯一の目的は「おもしろいゲームをつくること」。我々はあくまでデベロッパー(開発会社)であり、作りたいものを作れる会社であり続けたい。作りたくないものは、断る。そんな、わがままな会社でいたい。「サイバーさんってカッコイイですね」と言われる会社でありたい。サイバーコネクトツーは、こだわりを持った技能集団であり、ゲームや作品で世の中を幸せにしたい。今後について、しいて言えば、我々の目標は「(ゲームを通じた)世界征服」です!

 

 

世界征服かー!と、Skype越しに驚きました(笑)

 

こりゃ、征服にむけて、モントリオールにスタジオを早く稼働させねば!
初の海外スタジオ、やれることはたくさんあります。

 

その後、いくつか質問を交わし、私のモントリオールでの暮らしぶりなども紹介。(その辺は、このブログにも書いていきます)

 

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↑ブログ用に記念撮影も(笑)

 

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↑カナダ大使館さんより、記念のTシャツまでいただきました!

「ようこそ、カナダへ!」ありがとうございます!

 

 

 懇親会の後、無事に閉幕。

久しぶりに福岡の関係者さんの顔も見れて、いい機会でした!

 

(ヤマノウチ)