白シャツで過ごして600日
どうも、モントリオールのヤマノウチです。
モントリオールに赴任して今日で623日目。
こちらに来てからは、毎日「白シャツ+チノパン」ですごしております。
なぜかと言うと……
それしか持ってこれなかったから。
日本からは、スーツケース2つを持って赴任して来たのですが、中身のほとんどは子ども用や当面の生活に必要なものばかりで、私の服は3~4日分しか入れられませんでした。
赴任後は翌日から仕事だったため、「ビジネスで着ていてもおかしくない服」がいいなと思い、白シャツ+チノパンというコーディネートにしたわけです。
あとは、現地についてから買えばいいかなと思っていたのですが、結局私の体型に合うものは見つからず。日本から送っていた荷物は船便で2ヵ月後に届いたので、その間は月曜から日曜まで、ずっと白シャツだったのです。
毎日、白シャツですごしてみて特になんの問題もなかったため、現在に至ります。
ということで、白シャツで600日過ごして感じたこと:
1)服を選ばなくてもいいのは気持ち的にラク
有名な話でいくと、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグは毎日おなじコーディネートの服を着ている(いた)そうです。「服を選ぶ」という小さな選択・決断を減らすことで「決断疲れ」を防ぎ、生産性を高めているのだとかなんだとか。
そんな、大それた考えはないですが、単純に毎朝の準備時間を短縮できるのはラクです。
参考:
世界の成功者たちが「毎日同じ服を着る」興味深い理由 | 笑うメディア クレイジー
2)みんな他人の服に興味は無い
あと、白シャツというと、「元々は肌着だから胸ポケットはおかしい」とか「インナーにTシャツなどを着るのはおかしい」といった見方もあるわけですが、実際のところみんなそれほど気にしていないようです。
モントリオールで見かける「白シャティスト」たちも、胸ポケットありだったり、インナーを着ていたりするので、なんら問題はなさそう。
そもそも、こちらでは、多様なルーツを持つ方々が暮らしているので、伝統的な民族衣装や宗教上の決まりによる服装など、色々なスタイルのファッションが見られます。細かいことは気にしていないようです。
参考:
「ワイシャツはもともと肌着」というウンチクの功罪:日経ビジネスオンライン
3)「白シャツの人」というトレードマークができて便利
毎日、白シャツを着ていると、だんだん周りの人にも定着して、「ヤマノウチ=白シャツ」という認識になってきました。
同僚いわく「白シャツじゃないヤマノウチさんを想像できない」とのこと。
ハッシュタグにすると、#アジア人 #日本人 #白シャツ #メガネ #パーマ #ガリガリ みたいな感じ。
おかげで初対面でも覚えてもらいやすくなりましたし、遠くからでも判別できるのか声を掛けてもらえる機会も増えました。(メトロの反対ホームから呼びかけられたこともありました笑)
白シャツって、日本ではとくに目立つものではないですけど、モントリオールだとあんまり着てる人がいないから、ちょっとだけ目立つのかな?
トレードマークができると便利だなと思いました。
参考:
真田幸村たちは、なぜ赤い鎧で戦ったのか? 田端信太郎氏×尾原和啓氏が語る「セルフブランディング」の定石 - ログミー
ということで、少なくともモントリオールにいる間は白シャツですごすことになりそうです。
なお、いまは同じ白シャツを8枚持ってます。チノパンは色違いを4本。冬は白シャツのうえにスノーコートを着てます。
現場からは以上です。A la prochaine !
ヤマノウチ